八ヶ岳に小さな居を構えて、13年が過ぎました。
きっかけは、夫が
「農業を始めたい!」でした。
そして、新参者に心安く先祖よりの大事な畑を
貸してくれ、培ってきた知識も与えてくださった
地域の農家の人たちがいました。
その、お一人に
今年、86歳のおばあさんがいます。
夏の朝は、早めに起床しますが
窓を開けると、すでに後ろの畑でとうもろこしの手入を
されています。
ぐずぐずと、洗顔をし、外をのぞくと、
もう反対側の道路の方の畑で草取りです。
まだ、新米農家はだらだら準備中です・・・
やっと、外に出ると
取れたての、きゅうりやインゲンを抱えた
おばあさんが庭先に、ニコニコ顔で
立っておられます。
これが、春から夏の週慣?でした。
いつも、家族や土地を愛して感謝の心で
足るを知り、歳を重ねられたであろう
神々しさに圧倒されていました。
今年の夏、そのおばあさんが
畑で倒れられ入院されたと聞いて
心配しています。
現在、自宅療養中です。
一日も早い回復をお祈りしています。
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